地図アプリなしで観光を楽しむ | フリー切符、地元民との会話による地理把握のすゝめ

はじめに

こんばんは! すいけんだ。

これは実体験に基づいた記事である。

私は2026年2月に、函館旅行をした。 函館だけで3泊4日の初めての一人旅。 事前情報・プランを何一つ持って行かなかった。

それでも十二分に満喫することができた。 今日はその話をしよう。


旅先で地図アプリばかり見ていないか

地図アプリ。 それはとても便利な存在である。 無くてはならない存在だ。

ただ、あなたの旅行の主導権はあなたにあるべきであって、地図アプリにあるべきではない。 地図アプリを開いて、その通りの交通手段を用いて、その通りに移動する。 本当にその旅行はあなたのものであるのか? 旅行までSNSに毒されていないか? ということを今一度問いたい。

自分の足で、観光先を見つける。 自分の頭で、目的地へのたどり着き方を考える。 間違えたとしても、一人旅ならば新たな発見につながるだろう。 私は、旅行先の地理を、自分の足で把握することをすゝめたい。


フリー切符という発見

だいたいどこに旅行に行っても、公共交通機関がある限り、フリー切符を活用することができるだろう。 私が観光した函館の場合、複数の種類の選択肢があった。 主に、市電1日乗車券、バス・市電24時間乗車券、バス・市電48時間乗車券だ。

読者の皆様もご存じだと思うが、焼肉の食べ放題と同様に、指定の公共交通機関が乗り放題となる。 やはり、ちょくちょく交通費を支払うと、細かなストレスとなってしまう。 そのため、後述の理由も含め、購入を強くお勧めする。

私は3泊4日の予定であったため、思い切ってバス・市電48時間乗車券を購入した。 それが、この旅の満足度を大きく上昇させるものとなった。


乗りまくると、街の全体像が見えてくる

私がフリー切符購入後にしたことは、一般受けはしないだろう。 それもそのはず、貴重な滞在時間を溶かしかねない行為だからだ。 ただ、私は函館だけで3泊4日という、驚異的(無計画)なプランを組んでいた。

私はまずは路面電車に乗車した。 そのまま終点まで乗車し、外国人墓地の観光を行った。 そう、終点まで乗車したのである。 路面電車は地上を走るため、いやでも町の情報が手に入る。 だから、旅行先の車内でスマホをいじるのはご法度なのだ。

観光後にやったことは単純である。 今度は反対側の終点まで乗車したのだ。 鉄オタではないため、路面電車に乗ることが目的ではない。 それに加えて、バスにまで乗って遠くに行ったのである。

もちろん、外国人墓地からそう遠くない場所には、赤レンガ倉庫や歴史ある建物が存在する。 しかし、遠くまで移動した。 遠くまで移動した。 遠くまで移動した。

この、近くの観光地ではなく、あえて遠くの観光地に移動する。 これを繰り返すことによって、地理を把握する。 地理を把握すると、見える世界が変わる。 そう信じて、移動・観光を把握し続けた。

3日目の夜に、函館山からの夜景、いわゆる「100万ドルの夜景」を見た。 地理が全く分からなければ、ただのきれいな景色で終わってしまうだろう。 しかし、さらに地理を把握する機会となった。 今まで観光した場所が、線と点でつながった。


地図アプリを(ほぼ)見ないで歩けるようになった

地図アプリを見ない。 ただそれだけで、一人旅の満足度は確実に上がるだろう。 もちろん、目的地にたどり着くためには、2度はアプリを開く必要がある。 ホテルから出るときと、目的地に到着する直前だ。 しかし、この2度以外で、地図アプリを見る必要は全くない。

そう、ここにおいて、私は地図アプリをほぼ使わずに、観光できるようになったのである。


偶然のミスドで、地元の人と話せた

さてさて、これは地図アプリを見なかった副産物である。 2日目の朝食に函館朝市に行ってしまったため、3日目の朝食をどこで摂るかに困ってしまった。 地図アプリを開いて調べるのも面倒だった。 そこで、観光の目的地が営業開始するまで、目的地近くで自分の足で朝食を探すことにしたのだ。

しかし、良い店を見つけることはできなかったため、結局近くのミスドに入店した。 そこで、地元に住む高年の男性が、コーヒーを嗜んでいた。 勇気を持って話しかけたことで、その後30分ほど話すことができた。

3日目の朝に、地元住民と話して入手した情報は、その後の旅路を大きく変えることとなった。 3日目ともなると、観光先に困るようになってくる。 しかし、地元民とコミュニケーションをとれると、観光先が無限大に増えていく。

メジャーではない観光先の情報を入手し、そこへ観光した。 他の場所では味わえないような体験をすることができた。 調べても出てこないような、安価で海鮮丼を楽しめる飲食店に訪問することができた。

観光を楽しむコツとしては、地元民に話を聞くことも一つとして挙げられるだろう。


なぜこれが楽しいのか

なぜこれが楽しいのだろうか? 疑問をもって思考の海に沈んでみる。

他にも挙げられることはたくさんあると思う。 これらのことは、地図アプリばかりを見ていたら、挙げられないものばかりである。


他の街でも使える「地理を楽しむ」コツ

これは遠方の観光に限らないのである。 近隣での観光でも行えるのである。

いつも降りない駅で降りてみる。 一駅分歩いてみる。 そのような積み重ねが、自分の人格を鍛えると私は考える。

遠方の旅行ができなくても、地理を把握して、観光することはできるのだ。


まとめ

地図アプリを開くと、それに脳のリソースが割かれてしまう。 しかし、あなたがしたいことは、地図アプリに脳のリソースを割くことなのだろうか? それとも、観光先で新鮮な体験・経験をすることなのだろうか? 今一度、己が頭で思考することをおすすめする。

自分の頭で考える、その一つの手段として、地図アプリからの脱却があるのだろう。